中高クラス:アップルーティンC〜メディシンボール

中高クラス:アップルーティンC〜メディシンボール

20m程の距離を空け、ペアで向かい合って実施します。立ち位置と、最初の投てき落下場所にマークを置いて上げて、ペアの投てき目標距離を随時示してあげましょう(すべて全力で実施できるように)。

 

 

下肢を中心とした、全身のパワートレーニングです。各10本行います。重さは基本2kgです。

 

フロント投げ

下肢の伸展パワーを高めます。前投げは、足部を固定させる能力(地面を足裏で押さえる)がより重要です。

  • 前に身体を投げ出すように
  • 足裏で最後まで地面を押さえきる

 

サイド投げ(左右5本ずつ)

下肢の伸展パワーを高めます。野球のピッチングやバットのスイングと似た形で、自然と内転筋を絞った腰の回旋が出てくると良いです。

  • しっかりボールと股関節を後ろに引いて、「イチ(引く)、ニー!(投げる)」で投げる。急がない
  • ボールを回して遠心力で投げるのではなく、引っ張る、押し切る感じで

 

バック投げ

下肢の伸展パワーを高めます。フロント投げよりも、膝や腰部の力発揮や胸椎から上部のしなやかさが求められます。

  • しっかりと沈み込んで、後ろに倒れながら
  • 気持ちゆっくり目に、大きな動きで投げることが大事(すぐ離す癖があると、ボールが加速しきらない)

 

上投げ

下肢の伸展パワーを高めます。バウンドしてから弾みを使って投げたり、直接股関節で衝撃吸収しながらキャッチして、連続で投げることで、股関節のエキセントリックな筋力強化にもつながります。

  • しっかりと沈み込んで
  • 初心者はワンバウンドで実施。自分の顔にボールが落下しないよう、目を離さない