中高クラス:ウエイトトレーニング

中高クラス:ウエイトトレーニング

PEACEの練習内で行うことはありませんが、高校で競技を続けたい場合、各種目の基本スキルだけでも習得しておいてください。

 

ウエイトトレーニングには、競技力向上に必要な身体の爆発的パワー、筋力、柔軟性を高め、怪我リスクを下げるための役割があります。初心者は必ず指導者、補助者を付けて、実施しましょう。

 

①ハングクリーン

  • バーを腿に沿わせて、股関節の中心に来たら一気にジャンプ
  • 全身の爆発的パワーを高める基本種目です。
  • まずはキャッチの練習から始めましょう↓

 

前ならえスクワット:クリーン基礎

  • 腕を最大限前に伸ばして、肩の上にバーベルを保持できるようになりましょう
  • その状態で深くスクワットしても、バーベルが安定するようになるまでやり込みます。

 

キャッチのためのストレッチ:クリーン基礎

  • バーベルを首の後ろに保持し、肘を鼻の高さを目指して絞るように引き上げます
  • 慣れたら両腕で実施してみましょう
  • 素早く高い位置まで肘を絞れると、キャッチが安定します

 

ヌルっとキャッチ:クリーン基礎


  • バーベルを股関節の中心に保持し、肩甲骨を下げるようにして脇を締めておきます(肘はやや曲がっていてもOK)
  • そこから肘を「クルリンパ」するように、バーベルをヌルっと肩に乗せます。
  • 慣れたら、腕を垂らした状態から、少しジャンプしてクルリンパしてみましょう。キレイなクリーンに近づきます。

 

②スクワット

  • 下肢の伸展筋力を、体幹部の安定性を伴わせながら強化する王道種目です。
  • まずは腿が床と並行になる「パラレルスクワット」がきれいにできるようになりましょう。

 

いただきますスクワット:スクワット基礎

  • 肘を横に開き、肘の外側に膝が来るようにスクワットします。目線は2m先の地面へ向けます
  • 膝はつま先と同じ方向に曲がるように、体幹部のまっすぐな姿勢を保ちつつできることが大事です。
  • 慣れたらジャンプをして、お尻や腿のウラで力を出す感覚をつかみます。

 

オーバーヘッドスクワット:スクワット基礎

  • いただきますスクワットと同じ、股関節、膝の動きをキープしたまま、バンザイ姿勢でスクワットします。
  • 足裏全体に体重が乗るようにし、まっすぐな姿勢をキープします。深くしゃがもう。

 

③デッドリフト

  • 臀部やハムストリングの付け根、腰回りを強化する種目です
  • 目線は2m先の地面に向け、腰が曲がらないようにスッと立ち上がります。
  • 腰と肩が同時に上に引きあがるように意識します。

 

④ヒップスラスト

  • スクワットやデッドリフトのみでは上手くカバーしきれない、臀部やハムストリングの強化を行います。
  • 腰の反りで挙げるのはNG。お腹とお尻を締めて、最後まで挙げきります。

 

⑤ベンチプレス

  • 上半身の強化を行う王道種目です。
  • 腕で挙げるというより、腹圧をタイミングよくかけて、全身で挙げるイメージを持つことが大事です。
  • 首を長くして、脇を締めて行いましょう

 

⑥懸垂

  • ベンチプレスとは逆の、肘を曲げる、肩を伸展させる筋力を高めます
  • 肘を腰に近づけるように、脇が締まるまで上げきりましょう

 

⑦レッグカール or ノルディックハム



  • スプリンターの推進力の要とも言える、腿の裏側を鍛える種目です。
  • レッグカールはマシンかアンクルウエイトで、ノルディックハムは腹筋台か、バーベルに重りを多くつけたり、補助者に押さえてもらって実施しましょう。
  • ノルディックハムは、最初はボールなどに手を添わせて、負荷をコントロールすることが大切です(初心者が補助なしで無理にやると、怪我をします)。

 

⑧ヒップフレクション


  • マシンが無い場合、ケトルベルを代用するか、アンクルウエイトで行いましょう。
  • 腿を前に引き出す筋力は、他の種目と同等か、それ以上にスプリントに必要な能力です。大きな可動域で鍛えましょう。

中高生の回数の目安(重量は4~5回の余力を残す。速度が少し落ちたり、フォームを保てなくなったら休憩)

筋力を高めたいときや、フォームを固めたいとき
①ハングクリーン×2×5

②スクワット×5×4
③デッドリフト×5×4
④ヒップスラスト×5×3
⑤ベンチプレス×5×4
⑥懸垂×5~8×4
⑦レッグカール×5×5 or ノルディックハム×2×5
⑧ヒップフレクション×6×3

 

高校生以上:筋を増やしたいとき(重量は2~3回の余力を残す。速度が大きく落ちたり、フォームを保てなくなったら休憩)
①ハングクリーン×2×5

②スクワット×8×4
③デッドリフト×8×4
④ヒップスラスト×8×3
⑤ベンチプレス×8×4
⑥懸垂×5~×4
⑦レッグカール×8×5 or ノルディックハム×2×5
⑧ヒップフレクション×8×3